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皮嚢
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かはぶくろ
ふりがな文庫
“
皮嚢
(
かはぶくろ
)” の例文
だから、新しい
皮嚢
(
かはぶくろ
)
に、依然、老酒が満ちて来てゐた。でも、見るから古めかしい物よりも、新しい題材や、技巧は目に付く。
女房文学から隠者文学へ:後期王朝文学史
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
蔀の隙間から、壁際までは二間半、槍の長さも二間半、——人間の身體は
朱
(
しゆ
)
を盛つた
皮嚢
(
かはぶくろ
)
のやうなもので、突けば間髮を
銭形平次捕物控:282 密室
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
諸仏菩薩も御許しあれ、生雲塔の
頂上
(
てつぺん
)
より直ちに飛んで身を捨てむ、投ぐる五尺の
皮嚢
(
かはぶくろ
)
は潰れて醜かるべきも、きたなきものを盛つては居らず、あはれ
男児
(
をとこ
)
の
醇粋
(
いつぽんぎ
)
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
皮
常用漢字
小3
部首:⽪
5画
嚢
漢検準1級
部首:⼝
18画
“皮”で始まる語句
皮
皮膚
皮肉
皮剥
皮革
皮切
皮相
皮癬
皮肌
皮衣