トップ
>
白澄
>
しろず
ふりがな文庫
“
白澄
(
しろず
)” の例文
鼻筋鋭く、頬は
白澄
(
しろず
)
む、黒髪は
兜巾
(
ときん
)
に乱れて、
生競
(
はえきそ
)
った茸の、のほのほと並んだのに、
打振
(
うちふる
)
うその数珠は、空に
赤棟蛇
(
やまかがし
)
の飛ぶがごとく
閃
(
ひらめ
)
いた。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ついした様で、
鬢
(
びん
)
へ触った。一うち、という眉が
凜
(
りん
)
として、顔の色が一層
白澄
(
しろず
)
んだ。が、怪しい黒髪に見くらべたらしい女房の素振を憎んだのでなく、妙な話が身に
沁
(
し
)
みたものらしい。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
澄
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々