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當推量
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あてずゐりやう
ふりがな文庫
“
當推量
(
あてずゐりやう
)” の例文
新字:
当推量
大殿樣が娘の美しいのに御心を惹かされて、親の不承知なのもかまはずに、召し上げたなどと申す噂は、大方かやうな容子を見たものゝ
當推量
(
あてずゐりやう
)
から出たのでございませう。
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一體
(
いつたい
)
童謠
(
どうえう
)
を
收録
(
しうろく
)
するのに、なまりを
正
(
たゞ
)
したり、
當推量
(
あてずゐりやう
)
の
註釋
(
ちうしやく
)
は
大
(
だい
)
の
禁物
(
きんもつ
)
なり。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
人の事をしるすに、
當推量
(
あてずゐりやう
)
や嘘を
交
(
ま
)
ぜて、よい加減に
捏上
(
こねあ
)
げるのは、予の好かぬことである。だから以下にしるすことは、予自身の目賭した事か、さもなければ予が氏より直接に聞いたことである。
淡島寒月氏
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
「
知
(
し
)
るものかね、けれども
然
(
さ
)
うだらうと
思
(
おも
)
ふのさ。
當推量
(
あてずゐりやう
)
だがね。」
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
當
部首:⽥
13画
推
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
量
常用漢字
小4
部首:⾥
12画
“當推”で始まる語句
當推