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異臭
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におい
ふりがな文庫
“
異臭
(
におい
)” の例文
「CAPTAIN」と
真鍮札
(
しんちゅうふだ
)
を打った
扉
(
ドア
)
を開くと強烈な酸類、アルカリ類、オゾン、アルコオルの
異臭
(
におい
)
がムラムラと顔を
撲
(
う
)
つ。
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
折角油の
異臭
(
におい
)
に慣れたところに、
肥料
(
こやし
)
のにおいなんか押し付けられちゃ、たまらない……なぞと我儘を
突張
(
つっぱ
)
った。無理にも亭主に運転手稼業を止めさせまいとした。
衝突心理
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
しかも非人同様の姿ながら恐れ気もないその態度と、プンプンする熟柿臭い
異臭
(
におい
)
が、いかにも不快な感じを与えたらしい。松倉十内は一層威儀を正しながら睨み付けた。
狂歌師赤猪口兵衛:博多名物非人探偵
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
屋根一面に
南瓜
(
かぼちゃ
)
の
蔓
(
つる
)
を這わしたりして
肥料
(
こやし
)
の
異臭
(
におい
)
を着物まで
沁
(
し
)
み込まして喜んでいた。
衝突心理
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“異臭”の意味
《名詞》
異 臭(いしゅう)
変なにおい、特に嫌なにおいを指す。
(出典:Wiktionary)
異
常用漢字
小6
部首:⽥
11画
臭
常用漢字
中学
部首:⾃
9画
“異”で始まる語句
異
異形
異様
異名
異体
異口同音
異議
異存
異状
異見