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画然
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かくぜん
ふりがな文庫
“
画然
(
かくぜん
)” の例文
鍵盤上の獅子王と言われたバックハウスの技巧の
冴
(
さ
)
えと、情緒的なコルトーの温かさとは、
画然
(
かくぜん
)
として面白い対照をなしている。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
がかれは
爛々
(
らんらん
)
たる
炎
(
ほのお
)
の鏡に射られて目がくらんだ、五色の
虹霓
(
こうげい
)
がかっと脳を刺したかと思うとその光の中に
画然
(
かくぜん
)
とひとりの男の顔があらわれた。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
告別の歌をうたうとともに同じ
巣
(
す
)
のはとやすずめは西と東、上と下へ
画然
(
かくぜん
)
とわかれた。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
据物斬りの
口伝
(
くでん
)
を平次は聴き覚えていたのです。武士は突き出すように斬り、やくざは引きながら斬る。剣道にはこの二つの型——
画然
(
かくぜん
)
たる上品下品の型のあることを平次は思い出したのでした。
銭形平次捕物控:140 五つの命
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“画然”の意味
《形容動詞》
区別がはっきりしているさま。
(出典:Wiktionary)
画
常用漢字
小2
部首:⽥
8画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“画”で始まる語句
画
画家
画工
画布
画策
画餅
画師
画筆
画舫
画帖