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町外
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まちはず
ふりがな文庫
“
町外
(
まちはず
)” の例文
すなわちこのような
町外
(
まちはず
)
れの光景は何となく人をして社会というものの縮図でも見るような思いをなさしむるからであろう。
武蔵野
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
馬場から
町外
(
まちはず
)
れ、益田街道を南に、まっしぐらに
走
(
は
)
せ行くことをとむることができません。
大菩薩峠:31 勿来の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それに、
素面
(
しらふ
)
で会うのも、何となく
厭
(
いや
)
な気がした。嘉三郎は
町外
(
まちはず
)
れの居酒屋に
這入
(
はい
)
った。
栗の花の咲くころ
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
ことに東京市の
町外
(
まちはず
)
れを題目とせよとの注意はすこぶる同意であって、自分もかねて思いついていたことである。
武蔵野
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
見たまえ、そこに片眼の犬が
蹲
(
うずくま
)
っている。この犬の名の通っているかぎりがすなわちこの
町外
(
まちはず
)
れの領分である。
武蔵野
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
“町”で始まる語句
町
町家
町中
町方
町内
町屋
町端
町人
町々
町角