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男嶽
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をのかみ
ふりがな文庫
“
男嶽
(
をのかみ
)” の例文
新字:
男岳
二上山の
男嶽
(
をのかみ
)
と、
女嶽
(
めのかみ
)
との間から、急に
降
(
さが
)
つて来るのである。
難波
(
なには
)
から
飛鳥
(
あすか
)
の都への本道になつて居るから、日によつては、相応な人通りがある。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
一番近く谷を隔て、端山の林や
崖
(
なぎ
)
の幾重も重つた上に、二上の
男嶽
(
をのかみ
)
の頂が、赤い日に染つて立つてゐる。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
男嶽
(
をのかみ
)
と
女嶽
(
めのかみ
)
との間になだれ落ちてゐる大きな
曲線
(
たわ
)
が、又次第に両方へ
聳
(
そゝ
)
つて行つてゐる此二つの峰の
間
(
あひだ
)
の広い
空際
(
そらぎは
)
。薄れかゝつた茜の雲が、急に輝き出して、
白銀
(
はくぎん
)
の炎をあげて来る。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
男
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
嶽
部首:⼭
17画
“男”で始まる語句
男
男女
男子
男振
男児
男衆
男妾
男爵
男性
男達