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田樂
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でんがく
ふりがな文庫
“
田樂
(
でんがく
)” の例文
新字:
田楽
「冗談だらう、親分。二本差が怖かつた日にや
田樂
(
でんがく
)
が喰へねえ。かう見えても江戸の御用聞だ、矢でも鐵砲でも——」
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あやしき
形
(
なり
)
に
紙
(
かみ
)
を
切
(
き
)
りなして、
胡粉
(
ごふん
)
ぬりくり
彩色
(
さいしき
)
のある
田樂
(
でんがく
)
みるやう、
裏
(
うら
)
にはりたる
串
(
くし
)
のさまもをかし、一
軒
(
けん
)
ならず二
軒
(
けん
)
ならず、
朝日
(
あさひ
)
に
干
(
ほ
)
して
夕日
(
ゆふひ
)
に
仕舞
(
しま
)
ふ
手當
(
てあて
)
こと/″\しく
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
居酒とともに
安價
(
やすく
)
賣
(
うり
)
けるゆゑ日々大勢の人夫此豐島屋へ居酒を
呑
(
のみ
)
田樂
(
でんがく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「いえ、隱居は雲丹が大嫌ひで、これは
田樂
(
でんがく
)
の味噌がいけなかつたと申します」
銭形平次捕物控:275 五月人形
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
胡粉ぬりくり彩色のある
田樂
(
でんがく
)
みるやう、裏にはりたる串のさまもをかし、一軒ならず二軒ならず、朝日に干して夕日に仕舞ふ手當こと/″\しく、一家内これにかゝりて夫れは何ぞと問ふに
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
樂
部首:⽊
15画
“田樂”で始まる語句
田樂刺
田樂屋
田樂師