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生彩
ふりがな文庫
“生彩”の読み方と例文
読み方
割合
せいさい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいさい
(逆引き)
近ごろめっきり数正の顔には深い
皺
(
しわ
)
がきざまれていた。皮膚のいろにも
生彩
(
せいさい
)
がなく、笑いを忘れていることが久しい。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
眼は大きく、人間の感覚では及びもつかぬような遠くをじっと見つめているような落ちつきと安らかさをもっていた。お父さんの生活は
生彩
(
せいさい
)
と喜びにみちみちている。
親馬鹿入堂記
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
空想物語の構成は日を
逐
(
お
)
うて巧みになる。想像による情景
描写
(
びょうしゃ
)
はますます
生彩
(
せいさい
)
を加えて来る。自分でも意外な位、色々な場面が
鮮
(
あざや
)
かにかつ
微細
(
びさい
)
に、想像の中に浮び上って来るのである。
狐憑
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
生彩(せいさい)の例文をもっと
(4作品)
見る
“生彩”の意味
《名詞》
いきいきと活力がある様子。
(出典:Wiktionary)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
彩
常用漢字
中学
部首:⼺
11画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死
検索の候補
水彩写生
“生彩”のふりがなが多い著者
尾崎士郎
中島敦
新美南吉
吉川英治