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甚太夫
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じんだいふ
ふりがな文庫
“
甚太夫
(
じんだいふ
)” の例文
聞
(
きゝ
)
何樣
(
なにさま
)
御道理の御尋ねなり彼女の身元は當國
木綿島
(
もめんじま
)
村の生れにて
甚太夫
(
じんだいふ
)
と云者の娘なれば
里
(
さと
)
へ渡りを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
木綿島村の
甚太夫
(
じんだいふ
)
といふ百姓にても
家柄
(
いへがら
)
の者の娘なりしが
年貢
(
ねんぐ
)
の
未進
(
みしん
)
に付據ころなく常磐屋へ
勤
(
つと
)
め奉公に出して未だ
間
(
ま
)
もなきに
渠
(
かれ
)
運
(
うん
)
強
(
つよ
)
くして此方の旦那樣に受出され勤めの月日もなき故外の遊女とは大に
違
(
ちがひ
)
人品
(
ひとがら
)
もよしと申に付少しは安心なし居たるに何樣文藏は申に及ばず
姑
(
しうとめ
)
にも
能
(
よく
)
仕
(
つか
)
へ奉公人迄
行渡
(
ゆきわた
)
りの能ければ母のおもせは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
甚
常用漢字
中学
部首:⽢
9画
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“甚太”で始まる語句
甚太
甚太郎