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甄
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けん
ふりがな文庫
“
甄
(
けん
)” の例文
司馬穰苴
(
しばじやうしよ
)
は
田完
(
でんくわん
)
の
(一)
苗裔
(
べうえい
)
也
(
なり
)
。
齊
(
せい
)
の
景公
(
けいこう
)
の
時
(
とき
)
、
晉
(
しん
)
は
(二)
阿
(
あ
)
・
甄
(
けん
)
を
伐
(
う
)
ち、
而
(
しかう
)
して
燕
(
えん
)
は
(三)
河上
(
かじやう
)
を
侵
(
をか
)
し、
齊
(
せい
)
の
師
(
し
)
敗績
(
はいせき
)
せり。
景公
(
けいこう
)
之
(
これ
)
を
患
(
うれ
)
ふ。
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
第一、分析力=
甄
(
けん
)
別力。ものの一見わずかな違いが見逃されると重大な誤算が産まれる。明晰な頭脳、鋭い頭と呼ばれるもの。多少数学的な素質。
思想としての文学
(新字新仮名)
/
戸坂潤
(著)
自分と自分に対立するものとの
甄
(
けん
)
別を通して自らを首尾一貫する処の、生きた論理組織を、自由主義が独自に持てるかどうかが、抑々の疑問なのである。
日本イデオロギー論:――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判
(新字新仮名)
/
戸坂潤
(著)
それよりもこの考え方の効用は、普通その性質がハッキリ
甄
(
けん
)
別出来にくいような諸科学を、この方法のクリテリウムにかけてハッキリさせることが出来るという点だ。
科学論
(新字新仮名)
/
戸坂潤
(著)
“甄”の解説
甄(しん、けん)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
甄
漢検1級
部首:⽡
14画
“甄”を含む語句
甄別
甄氏
甄夫人
甄鸞
鎖阿甄