この書物で私は、現代日本の日本主義と自由主義とを、様々の視角から、併し終局に於て唯物論の観点から、検討しようと企てた。この論述に『日本イデオロギー論』という名をつけたのは、マルクスが、みずからを真理と主張し又は社会の困難を解決すると自称する …
著者 | 戸坂潤 |
ジャンル | 哲学 > 東洋思想 > 日本思想 |
初出 | 二 「文献学」的哲学の批判「唯物論研究 第二九号」1935(昭和10)年3月 三 「常識」の分析「唯物論研究 第二八号」1935(昭和10)年2月 六 ニッ |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約8時間46分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約14時間36分(300文字/分) |