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駸々
ふりがな文庫
“駸々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しんしん
90.3%
しん/\
9.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんしん
(逆引き)
「今の例は、昔の新儀だった。
朕
(
ちん
)
の新儀は、また後世の先例となろう。藤房、そちには
駸々
(
しんしん
)
たる時勢の歩みがわからんとみえるな」
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
中には粉末の腐骨が残されていて、肉の疲れを見すまし黴菌は
駸々
(
しんしん
)
と周囲を腐蝕し始めます。外部の黴菌もこれに呼応します。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
駸々(しんしん)の例文をもっと
(28作品)
見る
しん/\
(逆引き)
駸々
(
しん/\
)
として国力の発展を見つゝ、今や、亜細亜の解放を宣して強大米英の鋒先を挫くべく、決然起つたのが、われわれ日本人であります。
青年の矜りと嗜み:――力としての文化 第四話
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
彼は一方には神の如く一方には悪魔の如く眺められたる者は之に因るのみ。然れども
駸々
(
しん/\
)
たる時勢の潮流は日々に彼れの党派を加へ来りて、天下の幾分は殆んど福沢的に化するに至れり。
明治文学史
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
駸々(しん/\)の例文をもっと
(3作品)
見る
駸
漢検1級
部首:⾺
17画
々
3画
“駸々”で始まる語句
駸々乎
駸々堂
“駸々”のふりがなが多い著者
山路愛山
本庄陸男
吉川英治
井上円了
大隈重信
国枝史郎
福沢諭吉
戸坂潤
岡本かの子
岸田国士