駸々しん/\)” の例文
駸々しん/\として国力の発展を見つゝ、今や、亜細亜の解放を宣して強大米英の鋒先を挫くべく、決然起つたのが、われわれ日本人であります。
彼は一方には神の如く一方には悪魔の如く眺められたる者は之に因るのみ。然れども駸々しん/\たる時勢の潮流は日々に彼れの党派を加へ来りて、天下の幾分は殆んど福沢的に化するに至れり。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
頼氏は寧馨児ねいけいじを有せり。襄の学業は駸々しん/\として進めり。
頼襄を論ず (新字旧仮名) / 山路愛山(著)