“璞玉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あらたま50.0%
たま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはむかし荊山けいざんのもとで、鳳凰ほうおうが石に棲むのを見て、時の人が、石の心部を切って、国の文王に献じ、文王は、稀世の璞玉あらたまなりと、宝としていましたが、後、しん始皇しこうの二十六年に
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかるにたびたび言うとおり僕は他山たざん瓦礫がれきとらえ来たって、自国の璞玉たまに比してみずからかいとするのなることを信ずるから、常に他山の石をりて自分の玉をみがくの用に供したいと思う。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)