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独法師
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ひとりぼっち
ふりがな文庫
“
独法師
(
ひとりぼっち
)” の例文
私
(
わっし
)
もね、これでも十二三のころまでは双親ともにいたもんだが、今は双親はおろか、家も生れ故郷も何にもねえ、ほんの
独法師
(
ひとりぼっち
)
だ、考えてみりゃ寂しいわけなんさね。
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
金縁
(
きんぶち
)
眼鏡をかけて、
細巻
(
ほそまき
)
を用意した男もあった。
独法師
(
ひとりぼっち
)
のお島は、草履や下駄にはねあがる
砂埃
(
すなぼこり
)
のなかを、人なつかしいような
可憐
(
いじら
)
しい心持で、ぱっぱと
蓮葉
(
はすは
)
に足を運んでいた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
独
常用漢字
小5
部首:⽝
9画
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
“独”で始まる語句
独
独逸
独言
独楽
独語
独身
独身者
独活
独鈷
独乙