独化どっか)” の例文
さてこの独化どっか独生どくせいの人が独り天地の間にるときに当たりては、もとより道徳のようあるべからず。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
世界開闢かいびゃくの歴史を見るに、初めは独化どっか一人いちにんありて、のちに男女夫婦を生じたりという。我が日本において、国常立尊くにのとこたちのみことの如きは独化の神にして、伊奘諾尊いざなぎのみこと伊奘冊尊いざなみのみことすなわち夫婦の神なり。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)