“犬扶持”の読み方と例文
読み方割合
いぬぶち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このため、勘定奉行の荻原近江守は、八州の代官に下知げじして、たか百石について一石ずつの犬扶持いぬぶちを課し、江戸の町民へは、一町ごとに、玄米くろごめ五斗六升の割で、徴発を令した。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)