“犬子集”の読み方と例文
読み方割合
えのこしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寛永十年に成った、松江重頼まつえしげよりの『犬子集えのこしゅう』一に、「びやう/\と広庭にさけ犬桜」、巻十七に「びやう/\とせし与謝よさの海つら」「竜燈の影におどろく犬の声」。
犬子集えのこしゅう』、『鷹筑波たかつくば』、『毛吹草けふきぐさ』を初めとして幾多の書冊に刊行せられ、山なす悪句は幾万といふ限りもなければ、これを思ふだになほ嘔吐おうとを催すの感なきにあらねど
古池の句の弁 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)