“与謝”の読み方と例文
読み方割合
よさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中で与謝よさ郡地方から出るしまものや縮緬ちりめんなども、指折るべき産物ではありますが、一番特色の鮮かなのは丹波焼でありましょう。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
西帰の後丹後におること三年、因って谷口氏を改めて与謝よさとす。彼は讃州に遊びしこともありけん、句集に見えたり。
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
寛永十年に成った、松江重頼まつえしげよりの『犬子集えのこしゅう』一に、「びやう/\と広庭にさけ犬桜」、巻十七に「びやう/\とせし与謝よさの海つら」「竜燈の影におどろく犬の声」。