“片眼鏡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
モノクル75.0%
モノガール25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
片眼鏡モノクルをかけたチャンベルレーンとロシア流によばれていたチャンバーレンの似顔は、ソヴェト同盟の諷刺画を通じて伸子に見なれたものだった。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
それから彼は、片眼鏡モノクルでも欲しそうな鑑賞的な態度になって、物奇ものめずらしそうな視線を立ち並ぶ古代時計にせはじめた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
現在盛名を全国にせているオールプ・アレニウスに扮して、心持ち左眉を挙げ加減に気取ったポーズで群集に挨拶している、チョビひげを生やした片眼鏡モノガールの顔といい
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)