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爪髪
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つめかみ
百樹曰、
唐土にも
弘智に
似たる事あり。唐の世の僧
義存没してのち
尸を
函中に
置、毎月其
徒これをいだし
爪髪の
長たるを
剪薙常とす。
一一四即ての御
答もせぬは、親兄に仕ふる身の、おのが物とては
爪髪の外なし。何を
一一五禄に迎へまゐらせん便もなければ、身の
一一六徳なきをくゆるばかりなり。
百樹曰、
唐土にも
弘智に
似たる事あり。唐の世の僧
義存没してのち
尸を
函中に
置、毎月其
徒これをいだし
爪髪の
長たるを
剪薙常とす。
又
宋人彭乗が
作墨客揮犀に
鄂州の
僧无夢も
尸を
不埋、
爪髪の
長たる
義存に同じかりしが、婦人の手に
摸られしより爪髪のびざりしとぞ。
又
宋人彭乗が
作墨客揮犀に
鄂州の
僧无夢も
尸を
不埋、
爪髪の
長たる
義存に同じかりしが、婦人の手に
摸られしより爪髪のびざりしとぞ。