トップ
>
爪先立
ふりがな文庫
“爪先立”の読み方と例文
読み方
割合
つまさきだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまさきだ
(逆引き)
わたしは
咄嗟
(
とっさ
)
に見分けがついた。父は全身すっぽり黒マントにくるまり、
帽子
(
ぼうし
)
を
目深
(
まぶか
)
におろしていたが、それでは包み
匿
(
かく
)
せなかった。彼は
爪先立
(
つまさきだ
)
ちで、そばを通り過ぎた。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
別の背の低い、こせこせした男が、彼の腕を引っぱり、
爪先立
(
つまさきだ
)
って彼の耳もとでたずねた。「君は連邦党か、民主党か」リップは前と同様、質問の訳がわからず途方にくれた。
リップ・ヴァン・ウィンクル:ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
何の気もなく
爪先立
(
つまさきだ
)
ちになり、上の
窓框
(
まどわく
)
へ手をかけると、不意に! 窓の隙からその手をグイとつかみ取りに引き込まれて、
格子
(
こうし
)
へ
絡
(
から
)
みつけるように、強く
捻
(
ね
)
じつけられてしまった。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
爪先立(つまさきだ)の例文をもっと
(8作品)
見る
爪
常用漢字
中学
部首:⽖
4画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“爪先”で始まる語句
爪先
爪先上
爪先下
爪先探
爪先舞踏
検索の候補
爪先
爪先上
爪先下
手爪先
爪先探
爪先舞踏
爪立
先立
爪立足
御先立
“爪先立”のふりがなが多い著者
イワン・ツルゲーネフ
ワシントン・アーヴィング
ロマン・ロラン
中里介山
谷崎潤一郎
吉川英治
海野十三
太宰治