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燻銀
ふりがな文庫
“燻銀”の読み方と例文
読み方
割合
いぶしぎん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いぶしぎん
(逆引き)
板塀が高くかかってい、その上に植込みの槇や朴が、葉を茂らせてかかってい、その葉がこれも月の光に
燻銀
(
いぶしぎん
)
のように薄光っていた。
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
その霧はまた東に流れて
蘇堤
(
そてい
)
をぼかしていた。眼の下の
孤山
(
こざん
)
は
燻銀
(
いぶしぎん
)
のくすんだ線を見せていた。どうも雨らしいぞ、と思う間もなく、もう小さな雨粒がぽつぽつと落ちて来た。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
藍鼠
(
あいねずみ
)
と
燻銀
(
いぶしぎん
)
との曇天、丘と桑畑、台が高いので、川の所在は右手にそれぞと思うばかりで、対岸の峰々や、
北国風
(
ほっこくふう
)
の人家を透かし透かし、どこまでもと自動車は躍ってゆく。土の
香
(
か
)
がする。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
燻銀(いぶしぎん)の例文をもっと
(8作品)
見る
燻
漢検1級
部首:⽕
18画
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
“燻”で始まる語句
燻
燻製
燻蒸
燻肉
燻占
燻炭
燻腿
燻精
燻製鰊
燻鰊
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