きらび)” の例文
紅縮緬で覆面をしきらびやかの大小を落とし差しにき、悠然と足を運ぶ様子に、腕に自信のあることが知れる。
紅白縮緬組 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
天の宮人みやびと達四方よりこの聖歌に和し、いづれの姿も是によりていよ/\きらびやかになりたりき 九七—九九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
八十円を懐にした青木は、線香花火のようにきらびやかな贅沢をやった。
青木の出京 (新字新仮名) / 菊池寛(著)