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熱苦
ふりがな文庫
“熱苦”の読み方と例文
読み方
割合
あつくる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あつくる
(逆引き)
折れ曲り折れ曲りして草深い中を行く、風は涼しいが藪が繁っているので
熱苦
(
あつくる
)
しい。少し登ると昨日越して来た平湯峠が目にはいる。
木曽御嶽の両面
(新字新仮名)
/
吉江喬松
(著)
赤ん坊が時々
熱苦
(
あつくる
)
しくもぎゃあぎゃあ泣くほかは、お互いに口を
聴
(
き
)
くこともなく、夏の真昼はひッそりして、なまぬるい葉のにおいと陰欝な空気とのうちに
耽溺
(新字新仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
いやに
熱苦
(
あつくる
)
しい、南風がなお天候の不穏を示し、
生赤
(
なまあか
)
い夕焼け雲の色もなんとなく物すごい。予は多くの郵便物を手にしながらしばらくこの気味わるい
景色
(
けしき
)
に心を奪われた。
水籠
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
熱苦(あつくる)の例文をもっと
(6作品)
見る
熱
常用漢字
小4
部首:⽕
15画
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
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熱燗
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