トップ
>
焼麩
>
やきふ
ふりがな文庫
“
焼麩
(
やきふ
)” の例文
さて
御馳走
(
ごちそう
)
だが、その
晩
(
ばん
)
は、
鱒
(
ます
)
のフライ、
若生蕈
(
わかおひたけ
)
と
称
(
とな
)
ふる、
焼麩
(
やきふ
)
に
似
(
に
)
たのを、てんこ
盛
(
もり
)
の
椀
(
わん
)
。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
中島に橋、常に、
焼麩
(
やきふ
)
商ふ人の居し辺は、全く往来止めの群衆にて、漁史は、
一寸
(
ちょッと
)
覗きかけしも足を進むべき由なく、其のまゝ廻りて、交番の焼け跡の方に到り、つま立てゝ望む。
東京市騒擾中の釣
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
焼麩
(
やきふ
)
一つ投ずれば、折重りて群れを成し、
噞喁
(
けんぐう
)
の集団を波際に形作る程に飼ひ馴らせる鯉なれば、之を釣り挙ぐるに、術も手練も要すべき筈なく、
岩丈
(
がんじょう
)
の仕掛にて、力ッこに挙げさへすれば
東京市騒擾中の釣
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
麩
漢検1級
部首:⿆
15画
“焼”で始まる語句
焼
焼酎
焼夷弾
焼餅
焼鏝
焼火箸
焼跡
焼刃
焼麺麭
焼芋