トップ
>
然樣
>
さう
ふりがな文庫
“
然樣
(
さう
)” の例文
新字:
然様
然樣
(
さう
)
いふ貴い努力が積累ねらるればこそ世が進歩するのであるから、實に世間全體に取つても甚だ尚ぶべく
嘉
(
よみ
)
す可き事なのである。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
女ども聞て此丸龜にて江戸屋清兵衞と申は此方ばかり夫では
違
(
ちが
)
ひ御座りませんと云に長兵衞
礑
(
はた
)
と
膝
(
ひざ
)
を
拍
(
うち
)
オヽ
然樣
(
さう
)
だ餘り思ひ過しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
然らば志を立つるに最高であればよいかと云ふに、固より
然樣
(
さう
)
である。併し萬人が萬人同一の志であるといふ事は有り得ない理だ。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
出せといふに又一人も同じく
侍士
(
さふらひ
)
に向ひ
應
(
おう
)
然樣
(
さう
)
だ殘らず渡したとて
損
(
そん
)
はあるまいコウ
侍士
(
さふらひ
)
大方
(
おほかた
)
此女は
餘所
(
よそ
)
の
箱入娘
(
はこいりむすめ
)
を
唆
(
そゝの
)
かし云合せて親の金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
然樣
(
さう
)
いふ人は自ら新しい自己を造らんと努力せねばならぬのである。他力に頼るのは
易行道
(
いぎやうだう
)
であつて、此は頗る
難行道
(
なんぎやうだう
)
である。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
▼ もっと見る
やき
大勢
(
おほぜい
)
居
(
ゐ
)
ながら餘り目はしの
利
(
きか
)
ぬ
奴等
(
やつら
)
だ兄と云ば某しが弟に
違
(
ちが
)
ひなし何故早く
然樣
(
さう
)
云ないなどと
無理
(
むり
)
ばかり云中に長兵衞長八の兩人は足を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
樣
部首:⽊
15画
“然樣”で始まる語句
然樣々々