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焦慮
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じれった
ふりがな文庫
“
焦慮
(
じれった
)” の例文
辞表を出せというなら公平に両方へ出せと云うがいい。なんで
田舎
(
いなか
)
の学校はそう
理窟
(
りくつ
)
が分らないんだろう。
焦慮
(
じれった
)
いな
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
謎の女が苦し
紛
(
まぎ
)
れの屈託顔に六畳敷を出たのは、
焦慮
(
じれった
)
いが
高
(
こう
)
じて、布団の上に
坐
(
い
)
たたまれないからである。出て見ると春の日は存外
長閑
(
のどか
)
で、平気に
鬢
(
びん
)
を
嬲
(
なぶ
)
る温風はいやに人を馬鹿にする。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
男は少し
焦慮
(
じれった
)
くなる。藤尾が待っているだろう。——しばらくは無言である。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“焦慮”の意味
《名詞》
焦慮(しょうりょ)
いらだつ(いらだたせる)こと。焦り。
(出典:Wiktionary)
焦
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
慮
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“焦”で始まる語句
焦
焦躁
焦燥
焦心
焦立
焦々
焦点
焦茶
焦眉
焦土