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烈婦
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さかしめ
ふりがな文庫
“
烈婦
(
さかしめ
)” の例文
只
一四二
烈婦
(
さかしめ
)
のみ
主
(
ぬし
)
が秋を
約
(
ちか
)
ひ給ふを守りて、家を出で給はず。翁も又
一四三
足
(
あし
)
蹇
(
なへ
)
ぎて百
歩
(
ほ
)
を
難
(
かた
)
しとすれば、深く
閉
(
た
)
てこもりて出でず。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
寺院遠ければ
一五一
贈号
(
おくりな
)
を求むる方もなくて、五とせを過し侍るなり。今の物がたりを聞くに、必ず
烈婦
(
さかしめ
)
の
魂
(
たま
)
の来り給ひて、
旧
(
ひさ
)
しき恨みを聞え給ふなるべし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
烈
常用漢字
中学
部首:⽕
10画
婦
常用漢字
小5
部首:⼥
11画
“烈”で始まる語句
烈
烈々
烈火
烈風
烈日
烈敷
烈公
烈士
烈女
烈刀