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火定
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かじょう
ふりがな文庫
“
火定
(
かじょう
)” の例文
道節が
火定
(
かじょう
)
に入った
円塚山
(
まるづかやま
)
というは名称の類似から本郷の丸山だろうともいうし、大学の構内の御殿の辺だろうという臆説もある。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
しかし
沙門
(
しゃもん
)
の人だけに、武士の列には並ばず、本堂の
御厨子
(
みずし
)
の前に、
蔀
(
しとみ
)
の格子戸や
薪
(
たきぎ
)
を積んで、仏者らしい
火定
(
かじょう
)
のかたちをとって死んだ。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なおこの頃に
火定
(
かじょう
)
(自ら火を放って焼死すること)または
禅定
(
ぜんじょう
)
(生きながら土中に埋り死ぬこと)なども行われているが、これは習俗ではなくして限られた人達の信仰ゆえ
本朝変態葬礼史
(新字新仮名)
/
中山太郎
(著)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火桶
火光
火酒