“濠(ごう)” の例文
うしろには大山(たいざん)がそびえ、その麓をめぐる三十余里の官渡の流れは、自然の濠(ごう)をなしている。曹操は、その水流一帯に、逆茂木(さかもぎ)を張りめぐらし、大山の嶮に拠って固く守りを改めていた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)