“濠側”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほりがわ50.0%
ほりばた50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二、三年前の初夏、久しぶりに上京して東京駅から丸の内の高層建築街を抜けて濠側ほりがわへ出たときであった。濠に面して新しい高層建築が建てそろっている。
(新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
俊助はいろいろな臆測おくそくあいだに迷いながら、新開地のような広い道路を、濠側ほりばたまで行って電車に乗った。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)