“濠州”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごうしゅう75.0%
オーストラリア25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濠州ごうしゅう、あふりか、支那しな、日本への関門。そうです。十六世紀に、葡萄牙ポルトガル人がここの海岸へ城塁を築きました。それを、あとから和蘭オランダの征服者が改造しました。
ヤトラカン・サミ博士の椅子 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
昭和九年の秋英人スコットの乗った飛行機が英国と濠州ごうしゅうメルボルンとの間をたった七十一時間で飛び渡った。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
いまイギリス人は、わずかを働いて多くをとっている——その、余裕綽々しゃくしゃくぶりはなにに由来する⁈ インド、濠州オーストラリア、南アフリカ、カナダ——みな一、二世紀まえの探検の成果だ。
人外魔境:10 地軸二万哩 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)