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漆間
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うるま
ふりがな文庫
“
漆間
(
うるま
)” の例文
翁も勝四郎と見るより、
一三九
吾主
(
わぬし
)
何とて遅く帰り給ふといふを見れば、此の里に久しき
漆間
(
うるま
)
の翁といふ人なり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
(蛙は池にとび込みて、蓮の葉のかげにかくれる。
漆間
(
うるま
)
の翁の娘、
衣
(
きぬ
)
を洗わんとていず。)
蟹満寺縁起
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
そして、勝四郎の姿を見るやいなや、「おまえさんはどうしてこんな遅く帰ったのだ」と声をかけるので、見ると、この里にふるくからいる
漆間
(
うるま
)
の
翁
(
おきな
)
とよばれる人であった。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
おなじ里、
漆間
(
うるま
)
の翁の宿。舞台にあらわれたる家の中はすべて土間にて、奥の間には古き
簾
(
すだれ
)
を垂れたり。上のかたに大いなる
土竈
(
どべっつい
)
ありて、消えかかりたる
藁
(
わら
)
の火とろとろと燃ゆ。
蟹満寺縁起
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
漆間
(
うるま
)
の
翁
(
おきな
)
蟹満寺縁起
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
漆
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“漆”で始まる語句
漆
漆喰
漆黒
漆塗
漆器
漆桶
漆壺
漆紋
漆絵
漆掻