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溝涜
ふりがな文庫
“溝涜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうとく
66.7%
かうとく
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうとく
(逆引き)
地下の
溝涜
(
こうとく
)
に日々捨て流す無量の残食を鼠が絶えず食うからどうやらこうやら流行病も起らぬ、それ故適宜にその過殖を制したら鼠は最も有用な動物だ。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
隅田川の水流は既に
溝涜
(
こうとく
)
の汚水に等しきものとなったが、それにもかかわらず旧時代の芸術あるがために今もなお一部の人には時として幾分の興趣を催させる事である。
向嶋
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
溝涜(こうとく)の例文をもっと
(2作品)
見る
かうとく
(逆引き)
〔譯〕
惻隱
(
そくいん
)
の心
偏
(
へん
)
すれば、民或は
愛
(
あい
)
に
溺
(
おぼ
)
れ身を
殞
(
おと
)
す者有り。
羞惡
(
しうを
)
の心偏すれば、民或は
溝涜
(
かうとく
)
に
自經
(
じけい
)
する者有り。
辭讓
(
じじやう
)
の心偏すれば、民或は
奔亡
(
ほんばう
)
風狂
(
ふうきやう
)
する者有り。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
溝涜(かうとく)の例文をもっと
(1作品)
見る
溝
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
涜
漢検準1級
部首:⽔
10画
“溝”で始まる語句
溝
溝板
溝渠
溝川
溝泥
溝鼠
溝口
溝際
溝端
溝壑
“溝涜”のふりがなが多い著者
佐藤一斎
秋月種樹
南方熊楠
永井荷風