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満地
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まんち
ふりがな文庫
“
満地
(
まんち
)” の例文
満地
(
まんち
)
満天
(
まんてん
)
に木々の
落葉
(
おちば
)
をふき巻くりあれよと見るまに、咲耶子は
砂塵
(
さじん
)
をかおに吹きつけられて、あ——と
眼
(
まなこ
)
をつぶされてしまう。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
花草
(
はなぐさ
)
の
満地
(
まんち
)
に白とむらさきの
陣
(
ぢん
)
立ててこし秋の風かな
舞姫
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
春月を隠した美しい金剛雲の下で、その夜、惜し気もなく
犠牲
(
にえ
)
に散らされた鮮血が、どこまで、もちの木坂
満地
(
まんち
)
の若草を
紅
(
くれない
)
にしたことか? ……。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
満
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“満”で始まる語句
満
満更
満足
満腔
満洲
満々
満潮
満干
満天星
満山