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渡船
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おろし
ふりがな文庫
“
渡船
(
おろし
)” の例文
山村水廓
(
さんそんすいかく
)
の
民
(
たみ
)
、河より海より小舟
泛
(
う
)
かべて城下に用を便ずるが佐伯近在の
習慣
(
ならい
)
なれば
番匠川
(
ばんじょうがわ
)
の
河岸
(
かし
)
にはいつも
渡船
(
おろし
)
集
(
つど
)
いて乗るもの下りるもの、浦人は歌い山人はののしり
源おじ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
山の
端
(
は
)
削
(
けず
)
りて
道路
(
みち
)
開かれ、源叔父が家の前には今の
車道
(
くるまみち
)
でき、朝夕二度に汽船の笛鳴りつ、昔は網だに干さぬ
荒磯
(
あらいそ
)
はたちまち今の
様
(
さま
)
と変わりぬ。されど源叔父が
渡船
(
おろし
)
の業は昔のままなり。
源おじ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
そのころ
渡船
(
おろし
)
を
業
(
ぎょう
)
となすもの多きうちにも、源が名は
浦々
(
うらうら
)
にまで聞こえし。
源おじ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“渡船”の意味
《名詞》
渡 船(とせん)
渡し舟。
(出典:Wiktionary)
“渡船(渡し船)”の解説
渡し船(わたしぶね)とは、港湾・河川・湖沼などで両岸を往復して客や荷物を運ぶ船及び航路のことである。渡船(とせん)とも言う。また、渡し船に乗り降りするところを渡し場(わたしば)、渡船場(とせんじょう、とせんば)などという。
(出典:Wikipedia)
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
“渡船”で始まる語句
渡船場
渡船小屋
渡船銭
渡船口
渡船塲
渡船守
渡船者
渡船場中
渡船稼業