清朝しんてう)” の例文
この本は清朝しんてう同治どうぢ八年(千八百六十九年)蘇松そしよう上海シヤンハイ華草書院くわさうしよいんの出版である。序に「至咸豊三年中国士子与耶蘇教師参訳始成かんぽうさんねんにいたりちうこくのししやそけうしとさんやくはじめてなる
本の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
宋朝そうてうの字は細すぎ、元朝げんてうの字はいくらか不分明、清朝しんてうの字は中心点ができて四方へ開く気味があるのに比して、明朝の字はフラットでアクセントがなく、正方形を線が満遍なくふさいでゐる。
秋艸道人の書について (新字旧仮名) / 吉野秀雄(著)
そのむかし吉林省に王気立ち清朝しんてうの手に崩されし山