“しんてう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
清朝50.0%
心跳16.7%
新潮16.7%
新雕16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宋朝そうてうの字は細すぎ、元朝げんてうの字はいくらか不分明、清朝しんてうの字は中心点ができて四方へ開く気味があるのに比して、明朝の字はフラットでアクセントがなく、正方形を線が満遍なくふさいでゐる。
秋艸道人の書について (新字旧仮名) / 吉野秀雄(著)
されど冥使早く至りて其冠をわれに授けつ。是れ不死不滅の冠なりき。思想の急流は我を漂し去りて、我心跳しんてうは常に倍せり。
酒店に歸り着きし後は、瞽女ごぜは影だに見えざりき。その叫びし聲の猶絶間なく耳に聞ゆるを、怪しとおもひてつく/″\聽けば、そは我心跳しんてうのかく聞做きゝなさるゝにぞありける。
だからそれに対する私の答も、幾分新潮しんてう記者なり読者なりの考と、焦点が合はないだらうと思ひます。
花亭の書牘に、「この北条小学纂註を蔵板に新雕しんてういたし候、所望の人も候はば、何部なりとも可被仰下候、よき本に御座候」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)