海中かいちゅう)” の例文
雪女ゆきおんなしろ水晶すいしょうのようなひとみからはなつひかりと、人魚にんぎょのかんむりや、くびにかけた海中かいちゅうのめずらしいかいや、さんごじゅのかざりからながれるかがやきは
雪の上の舞踏 (新字新仮名) / 小川未明(著)
はるかみなみあたたかなうみの、ひともいかないところでありました。そこの海中かいちゅういわかげに、ふわふわとかんでいる海草かいそうに、おじいさんをしてしまったのです。一にちふわふわとうみうえかんでいます。
ものぐさじじいの来世 (新字新仮名) / 小川未明(著)