“浄(キヨ)” の例文
旧字:淨
黒ずんだり、薄暗く見えたりした隈が、次第に凝り初めて、明るい光明の中に、胸・肩・頭・髪、はつきりと形を現(ゲン)じた。白々と袒(ヌ)いだ美しい肌。浄(キヨ)く伏せたまみが、郎女の寝姿を見おろして居る。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)