“浄行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じやうぎやう50.0%
じょうぎょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(嘿斎翁曰、これすなはち浄行じやうぎやう神人也といへり、大夫とは俚言の称也)さて当日(正月十五日)神使本社じんしほんしやいづるその行装ぎやうさうは、先挾箱さきはさみばこ二本道具台だうぐだい笠立かさたてかさ弓二張薙刀なぎなた神使侍烏帽子さむらひえばうし素襖すあう
すくなくとも、武蔵にとって下り松のあのことは、畢生ひっせいの大事業であり、道に参進する者の浄行じょうぎょうとも堅く信じているのである。そこに一点の不徳、一ごうやましさも抱いていない。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)