浄行じょうぎょう)” の例文
すくなくとも、武蔵にとって下り松のあのことは、畢生ひっせいの大事業であり、道に参進する者の浄行じょうぎょうとも堅く信じているのである。そこに一点の不徳、一ごうやましさも抱いていない。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)