“流尻”の読み方と例文
読み方割合
ながしじり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あおくなれ蒼くなれ、やっこ、居酒屋のしたみをめやあがって何だその赤い顔は贅沢ぜいたくだい、おれ注連縄しめなわを張った町内、てめえのような孑孑ぼうふらかない筈だ、どこの流尻ながしじりから紛れ込みやあがった。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)