“波瀾重畳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はらんちょうじょう75.0%
はらんちょうじゅう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうして油断もすきもなりはしない。波の中に舟を操っているようなものである。波瀾重畳はらんちょうじょうがこの商買の常である。そこへ素人しろうとが割込んだとて何が出来よう。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
波瀾重畳はらんちょうじょうの御生涯と承わって居りますから、余程浩瀚こうかんなものになりましょうな?」
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
一般に知り尽されていることであり、数ページの短文にその波瀾重畳はらんちょうじゅうの生涯をじょすることは困難でもあるので、しばらくベートーヴェンの生涯を特色づける、興味深い逸話をつづり合せて
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)