トップ
>
波及
>
はきゅう
ふりがな文庫
“
波及
(
はきゅう
)” の例文
「おそろしいものよ。……始まったばかりな
戦
(
いくさ
)
だが、もうその
波及
(
はきゅう
)
は、こんなしがない夫婦の上にまでかかって来ている」
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その喜びに対する
微笑
(
ほほえ
)
ましい気持が顔へまで
波及
(
はきゅう
)
するかと思われた。園は
愚
(
おろ
)
かなはにかみを覚えた。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
その点からいって、さわぎがすぐにも全軍に
波及
(
はきゅう
)
するようなことは、おそらくないだろうと思います。もっとも、
派閥
(
はばつ
)
を作るような巨頭連のことですから、今後どう動くか、安心はできません。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
“被害
遂
(
つい
)
にニューヨーク市に
波及
(
はきゅう
)
。高層建築地帯は昨夜のうちに全壊”
共軛回転弾:――金博士シリーズ・11――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“波及”の意味
《名詞》
波 及(はきゅう)
物事の影響がだんだんと広がっていくこと。
(出典:Wiktionary)
“波及(波及効果)”の解説
波及効果(en: Spillover)とは、一見関係ない現象が別の物事に影響を及ぼす現象の事である。例えば、臭気を発する施設の近隣には負の波及効果が発生し、イベントを行えば周囲も盛り上がる正の波及効果が発生する。
日本の総務省は産業連関表を使用して経済波及効果の概算ができることを説明している。
(出典:Wikipedia)
波
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
及
常用漢字
中学
部首:⼜
3画
“波”で始まる語句
波
波濤
波斯
波瀾
波止場
波間
波打際
波蘭
波頭
波紋