“河彼方”の読み方と例文
読み方割合
かわむこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そう云うと、相木熊楠（くまくす）は、自身で一頭の駒（こま）を曳き出して来て、舟橋の架（か）け板のうえを巧みな蹄（ひづめ）の音に躍らせて、忽ち、河彼方（かわむこう）へ飛ばして行った。
篝火の女 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)