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沛
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はい
ふりがな文庫
“
沛
(
はい
)” の例文
しかし
沛
(
はい
)
国の
劉
(
りゅう
)
という人とは親しい友達でありまして、その関係からわたくしはその劉家へ
縁付
(
えんづ
)
くことになりました。
中国怪奇小説集:06 宣室志(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
南京から出発して
安徽
(
あんき
)
の寿州——江蘇の
泗洲
(
ししう
)
——江蘇の
沛
(
はい
)
県——山東の金郷——それから現在の泰安と、蒋介石の主力が一戦ごとに北上してゐる地図だ。
南京六月祭
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
また夏の六月には、魏王
曹丕
(
そうひ
)
の巡遊が実現された。亡父曹操の郷里、
沛
(
はい
)
の
譙県
(
しょうけん
)
を訪れて、先祖の
墳
(
はか
)
を祭らんと沙汰し、供には文武の百官を伴い、護衛には精兵三十万を従えた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「高祖が
沛
(
はい
)
の郷里にお帰りになった例もあるが、それでもこんなに盛んではなかったろう」
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“沛(
沛県
)”の解説
沛県(はい-けん)は中華人民共和国江蘇省徐州市に位置する県。漢朝を創始した太祖劉邦の出身地であり、明朝を創始した太祖朱元璋の祖籍のある場所でもある。古くから栄え、文化遺産が豊富。泗水亭・歌風台・高祖原廟・射戟台などの名所があり、漢代の沛県城を復元したテーマパークも建設されている。
(出典:Wikipedia)
沛
漢検1級
部首:⽔
7画
“沛”を含む語句
小沛
沛然
顛沛
造次顛沛
沛県
沛国譙郡
高沛
澎沛
沛雨
沛郡
沛乎
大雨沛然
沛国
沛公
沛侯
転沛逆手行
徐沛
驟雨沛然
小沛路