“沛乎”の読み方と例文
読み方割合
はいこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
維新の始めにあたりてや、所謂智識を世界に求むるの精神は沛乎はいことして抑ゆべからず。天下の人心は飢渇の如く新しき思想新しき智識を追求めたり。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
しかれどもの文章またおのずから佳、前人評して曰く、醇龐博朗じゅんほうばくろう[#「醇龐博朗」は底本では「醇※博朗」]、沛乎はいことしてあまり有り、勃乎ぼっことしてふせしと。又曰く、醇深雄邁じゅんしんゆうまいと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)